訪問看護師は、今の時代にそった新しい看護ケアで活躍する看護師です。

病院、特設養護施設に続く第3の医療方法とも言われているオンライン診療を始めとする自宅療養は、2019年のコロナ感染者が増加したタイミングで急激に増加しました。
訪問看護師になるには、看護師、准看護士のいずれかの資格を有しているもの、というものですが実際には医師と同じぐらいアセスメント(判断や処置をきめる事)力が問われるものです。求人内容には、経験数は少なくても5年以上と書かれているものが多いです。資格を取ってすぐ訪問看護師になる人もゼロではありませんが、それほど病院勤務や医療現場の経験が必要だという事がわかります。

訪問看護師は、訪問看護ステーションと呼ばれる医療法人や民間企業で運営している訪問看護を行っている会社に勤務することになります。
病院で入院していた患者が自宅療養が決まった時点で介護計画書が作成され、計画に基づいた医療的ケアを行うのでオンライン診療が可能になっています。そのため病院での勤務経験はあった方がいいでしょう。実際に看護師として勤務場所や役割を変える事はどんどん増えています。

オンライン診療ではD To with N と呼ばれる基準が設けられており、従来の訪問看護の役割がより幅広くなりました。訪問看護師がタブレットの操作などに長けていれば患者との疎通もとれます。何より医者の同席をオンラインで行うことで、看護師は治療行為ができます。